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8月10
原水爆禁止2011年世界大会・長崎が閉会
2011年8月9日、長崎に原爆が投下された11時2分、犠牲者を追悼し、黙とうしました。歌手のクミコさんが「INORI~祈り」を熱唱。参加者の感動をよびました。日本青年団協議会の山中ちあき会長が連帯あいさつをしました。
原水爆禁止日本協議会の安井正和事務局長は行動提起で、セルジオ・ドゥアルテ国連軍縮問題担当上級代表が、秋の国連総会に提出する国際署名を国連本部に展示すると語ったことを紹介し、「署名の大波を起こそう」とよびかけました。
イイネ!握手 これまでに 2 回。あなたも握手で -
8月6
2011年8月5日の原水爆禁止世界大会国際会議で、セルジオ・ドゥアルテ国連軍縮問題担当上級代表が代読した潘基文(パン・ギムン)国連事務総長からのメッセージは次の通りです。
原水爆禁止世界大会に参加されているみなさんに、連帯を表明する機会をいただきうれしく思います。私は、みなさんと同じく、核兵器のない世界の実現を希求しています。そして、その目標に向かってみなさんが懸命に努力されていることに感謝を申し上げます。
この目標実現へ弾みをつけそれを維持するうえで、個人や団体の役割は決定的です。みなさんは人類の良心を代表し、各国政府が軍縮の約束を実行せよと要求する力強い世論を築いています。
毎年の世界大会は、市民社会で行われている多くのイニシアチブとあわせて、市民の軍縮プロセスへの参加を可能にしてきました。みなさんが集めた一筆一筆の署名、発表されたひとつひとつの声明、集会でのひとつひとつの発言や集会そのものを通じて、みなさんは、世界で最も残虐な大量破壊兵器をなくすという、発展しつつある歴史的プロセスへ人々の参加を促しています。私は、特に、この実現に向けた私自身と国連の努力に対し、みなさんが支持を寄せてくださっていることに感謝申し上げます。
みなさんは核軍縮を現実の課題にし、それがいかに国境を越えてすべての国々に利益をもたらすかを示してくれました。みなさんの行動は、今生きている人々だけでなく、みなさんが生み出した成果を引き継ぎ発展させる将来の世代にも利する重要な事業です。
私は、みなさんのビジョンと決意に称賛の言葉を送ります。私たちが進むべき道の途上には、多くの困難があるかもしれません。しかし、みなさんが粘り強く活動を続けられることを願っています。私は、この大義の実現のために、みなさんをパートナーとしてともに活動できることを誇りに思います。
世界大会の大きな成功を祈念して。
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