藤木くにあきblog
日本共産党 庄原市委員会 市委員 藤木邦明
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7月5
2011年7月4日、定期検査のため停止中の九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)の2、3号機の再開問題で玄海町の岸本英雄町長は、同町役場で九州電力の真部利応社長と会い運転再開に同意しました。真部社長は「ありがたい」と答えました。
原発を抱える自治体が点検後の運転再開に同意したのは、東京電力福島第1原発事故後初めて。
玄海原発対策住民会議の仲秋喜道副会長は「住民県民の誰一人として玄海原発の安全性が確認されたと考える人はいない。福島原発事故の収束の道筋さえ明らかになっていないのに、怒りを覚える」と話しました。
玄海原発から8キロ圏の長崎県松浦市の友広郁洋市長は「現在は、立地町や県知事から意見を聞く仕組みになっており、同じ周辺自治体でも松浦市は『県が違うから』ということで意見を伝えることさえできない」「県境に関係なく周辺自治体やその住民の声を国に届ける仕組みをきちんとつくるように求めていきたい」と話しています。
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