藤木くにあきblog
日本共産党 庄原市委員会 市委員 藤木邦明
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7月1
2011年6月30日、ドイツ連邦議会(下院)は、国内にある全原発を2022年までに順次廃止する原子力法改正案を賛成513、反対79、棄権8の圧倒的多数で可決しました。
ドイツのメルケル政権は、福島第1原発事故を受け、脱原発路線に転換。原発からの撤退と、代替として風力などの再生可能エネルギーに転換する政策について議会に説明し、関連8法案を提出していました。
法律では、旧式の原発7基と故障多発の1基の計8基をそのまま廃止。残る9基については2015年、2017年、2019年に1基ずつ、2021年に3基、2022年に3基を閉鎖します。
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6月12
2011年6月9日、ドイツのメルケル首相は、連邦議会(下院)で演説し、原子力発電から撤退し、代替として風力などの再生可能エネルギーに転換するとの政策について述べました。独政府は同日、関連8法案を提出しました。
メルケル氏は福島第1原子力発電所の事故が「私の原発への態度を変えた」と表明。事故は依然として深刻な状況が続いており、「日本のような技術力が高い国でも原子力の危険はコントロール不可能だ」と語りました。
ドイツが福島原発事故を引き起こしたのと同じような地震や津波の脅威にさらされているわけではないとしながら、同国の倫理委員会と原子力安全委員会の二つの諮問機関が原発維持の危険を検討した結論を受けて、政治的決断として原発から撤退すると強調しました。
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