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8月8
「国連にとってあなたがたと関係をもつことは重要」
2011年8月7日、日本共産党の志位和夫委員長は、長崎市内で開かれた、原水爆禁止世界大会に潘基文(パンギムン)国連事務総長の代理として参加したセルジオ・ドゥアルテ国連軍縮問題担当上級代表と懇談し、「核兵器のない世界」にむけた取り組みについて意見交換しました。志位委員長が、昨年5月のNPT(核不拡散条約)再検討会議の際にニューヨークでドゥアルテ氏と会談したことを話すと、ドゥアルテ氏は「私たち国連にとってもあなた方と関係を持つことはとても重要なことです」とのべました。
ドゥアルテ氏は、「潘国連事務総長は、一度ならず何度も、核兵器禁止条約(NWC)交渉の開始が重要であると主張してきており、市民社会が各国で力強く取り組んでいることは国連にとってもNPTにとっても大事なことだ」と指摘し、それに各国の政党が加わり一緒になって取り組む意義を語り、「あなたがたの活動を手紙にして潘事務総長に伝えてください」と要望しました。
最後に志位委員長が、改めて謝意を伝えると、ドゥアルテ氏は「ニューヨークで再会しましょう」と応じました。
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8月7
2011年8月3日、衆院沖縄北方特別委員会は、千島問題などについて参考人質疑を行いました。
北海道の脇紀美夫羅臼(らうす)町長はロシアのトロール船による漁具・漁網被害が毎年発生している実態を報告し、安全操業対策を要望。
千島歯舞諸島居住者連盟の小泉敏夫理事長は「元島民の平均年齢は77歳を超え、気力、体力ともに限界にきている」と述べ、後継者育成を求めました。日本共産党の赤嶺政賢(せいけん)議員は、領土返還運動の重要性をあげ、復帰運動をたたかった沖縄県民として連帯していく決意を表明。元島民の財産権補償などについて質問しました。
小泉氏は「親や祖先が島に残してきた財産がある。66年間の損失は大きい」と述べ、早急に補償額の検討に入るよう要望。
千島歯舞諸島居住者連盟の舘下雅志青年部連絡協議会議長は「返還運動を続けていくために2世、3世の(運動継承)拡大が必要だ」と強調し、公的融資制度の拡充を求めました。さらに赤嶺議員はロシアとの経済交流などについて質問。
長谷川俊輔根室市長は「日ロ間で合意さえすれば、経済交流はできる。交流を深めていくことが返還の近道となる」と強調しました。イイネ!握手 これまでに 1 回。あなたも握手で -
8月7
2011年8月5日、原水爆禁止2011年世界大会国際会議は、核兵器禁止条約の即時交渉開始を求める宣言を採択し、閉幕しました。
宣言は、「『核兵器のない世界』をどう実現するのかが、焦点になりつつある」と指摘。
昨年の第65回国連総会が核兵器禁止条約の締結を求める決議を採択したことなどを紹介し、核保有国をはじめすべての国の政府に、ただちに核兵器禁止条約の交渉を開始することを求めています。一方、核兵器廃絶に向けた国際合意を実行することが求められているにもかかわらず、「ふさわしい前進が築かれていない」と指摘。
背景に核保有国が「核抑止」政策に固執していることをあげ、あらためて「核抑止」政策からの決別を求めました。宣言は、
▽核兵器禁止条約の交渉開始を求める署名(「核兵器全面禁止のアピール」署名)など諸行動の発展
▽「核抑止」政策を打ち破る世論と運動の強化
▽被爆者への援護・連帯。あらゆる放射線被害者への支援強化と被害の根絶。原子力の軍事利用に反対し、原発依存からの脱却と自然エネルギーへの転換を求める
などの行動を呼びかけました。イイネ!握手 これまでに 0 回。あなたも握手で -
8月6
建屋内配管 新装置の試運転延期 依然として深刻な事態
2011年8月5日、東京電力は、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の集中廃棄物処理施設内にある、サイトバンカーと呼ばれる建屋内を通る汚染水処理システムの配管から汚染水が漏えいしているのが4日夜、見つかったと発表しました。配管は、セシウム吸着装置で使用したベッセル(吸着塔)を保管する施設から、汚染水を一時貯蔵している集中廃棄物処理施設のプロセス主建屋に通じています。使用済みのベッセルを淡水で洗浄した後の排水が流れていました。
漏れた水はセシウム134が1立方センチ当たり550万ベクレル、セシウム137が同627万ベクレル含まれており、700リットルが漏れ出たことから、放射能の総量は8兆ベクレルになるといいます。
また、東電は汚染水処理システムで、新たに追加する第2セシウム吸着装置(サリー)の試運転を今月中旬に延期したと発表しました。6、7両日に実施予定でした。
試運転にはシステム全体を停止する必要があります。東電は、タービン建屋地下などの汚染水が増えており、地表面まで数十センチしかないため、処理システムを停止して汚染水の移送を止める余裕はないといいます。
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8月6
【北京=小寺松雄】中国鉄道省で情報技術を担当する幹部が数多くの関連企業で代表を兼ねていたことが中国メディアの報道で明らかになり、同省の管理・発注体制のありようが問われています。
2011年8月3日付の第一財経日報によると、昨年まで鉄道省情報技術センターの主任だった呉建中氏が、在職中に傘下の18企業の代表を務めていました。
情報技術センターは鉄道省のコンピューターやソフトを一括して扱う部門。
関連企業はそのもとで開発、研究、メンテナンスなどを請け負っています。
株式の多くは鉄道省が保有し、呉氏はすべての会社の代表を兼任していました。中国の公務員の兼職は「所属機関の承認が必要」とされていますが、呉氏は承認を受けていませんでした。
同紙は、センターの主任が関連企業の代表を兼任することは「審判と選手が同じというようなもの」と指摘。
2010年に同センターが実施した事業の経費が「当初1021万元の予定だったが、終わったときには追加請求が1008万元あった」ことをあげ、不透明な発注の実態を告発しています。
鉄道省は今年2月、当時の鉄道相が汚職容疑で解任されるなど、幹部の職務規律が問題になっていました。
盛光祖鉄道相は8月2日の省会議で、7月23日に起きた高速鉄道事故の反省と教訓について発言。
省職員のありようについても「国家と国民の利益を至上のものとする」「特に幹部の思想教育を強化する」と強調しており、今後の具体化が問われます。イイネ!握手 これまでに 0 回。あなたも握手で -
8月6
2011年8月5日の原水爆禁止世界大会国際会議で、セルジオ・ドゥアルテ国連軍縮問題担当上級代表が代読した潘基文(パン・ギムン)国連事務総長からのメッセージは次の通りです。
原水爆禁止世界大会に参加されているみなさんに、連帯を表明する機会をいただきうれしく思います。私は、みなさんと同じく、核兵器のない世界の実現を希求しています。そして、その目標に向かってみなさんが懸命に努力されていることに感謝を申し上げます。
この目標実現へ弾みをつけそれを維持するうえで、個人や団体の役割は決定的です。みなさんは人類の良心を代表し、各国政府が軍縮の約束を実行せよと要求する力強い世論を築いています。
毎年の世界大会は、市民社会で行われている多くのイニシアチブとあわせて、市民の軍縮プロセスへの参加を可能にしてきました。みなさんが集めた一筆一筆の署名、発表されたひとつひとつの声明、集会でのひとつひとつの発言や集会そのものを通じて、みなさんは、世界で最も残虐な大量破壊兵器をなくすという、発展しつつある歴史的プロセスへ人々の参加を促しています。私は、特に、この実現に向けた私自身と国連の努力に対し、みなさんが支持を寄せてくださっていることに感謝申し上げます。
みなさんは核軍縮を現実の課題にし、それがいかに国境を越えてすべての国々に利益をもたらすかを示してくれました。みなさんの行動は、今生きている人々だけでなく、みなさんが生み出した成果を引き継ぎ発展させる将来の世代にも利する重要な事業です。
私は、みなさんのビジョンと決意に称賛の言葉を送ります。私たちが進むべき道の途上には、多くの困難があるかもしれません。しかし、みなさんが粘り強く活動を続けられることを願っています。私は、この大義の実現のために、みなさんをパートナーとしてともに活動できることを誇りに思います。
世界大会の大きな成功を祈念して。
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8月6
2011年8月7日付、しんぶん赤旗日曜版より。ぜひ、ご購読ください。月800円です。
ジュニア小説で人気の、不思議な力を持つ小さいネコと子どもたちの物語です。
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8月6
2011年8月7日付、しんぶん赤旗日曜版より。ぜひ、ご購読ください。月800円です。
つり欄は「釣り人が主人公」。
どの記事も季節の釣り物を現場に足を運んで記録したものばかりです。
「信頼できる内容」と好評を得ています。
全国の釣り人が、厳しい山岳渓流のイワナや、釣りの対象としては最深のアコウダイの記録を寄せています。
川から海から、釣りの対象になるほとんどの魚種が登場します。
生態系のかく乱をはじめ、自然破壊や地球温暖化にいち早く気づくのも釣り人です。そんな現場の情報も報告されます。イイネ!握手 これまでに 0 回。あなたも握手で -
8月6
突然荒れ始め、夜遊びを繰り返す女子生徒、親の機転で遅刻がピタリととまった男子生徒…。
中学校は毎日が事件と発見の連続です。ヒゲのベテラン先生が「心通う」教室だよりで描きます。2011年8月7日付、しんぶん赤旗日曜版より。ぜひ、ご購読ください。月800円です。
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8月6
2011年8月7日付、しんぶん赤旗日曜版より。ぜひ、ご購読ください。月800円です。
日曜版伝統のコーナーです。
▼若手プロ棋士がしのぎを削るフレッシュな棋戦、「囲碁新人王戦」「将棋新人王戦」から、熱戦の見どころ、勝負どころを紹介。
▼詰碁、詰将棋、詰連珠は毎週のお楽しみです。
▼月1回、「実力認定テスト」の問題を出題。連続6回の応募で免状資格を得ることができます。
▼囲碁・山田拓自七段による「拓ちゃんの1手指南」、将棋・西村一義九段による「次の1手」は、上達につながるワンポイントレッスン。イイネ!握手 これまでに 0 回。あなたも握手で