藤木くにあきblog
日本共産党 庄原市委員会 市委員 藤木邦明
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2月5
新版 集団保育とこころの発達 を読んで思うこと
2014.2.5
この本は1970年代から1980年代にかけ、保育にかかわる多くの人たちに読まれた本です。
著者は日本福祉大学教授の近藤薫樹(こんどうしげき)さんです。私は、1970年に庄原市役所に就職しましたので、その当時、若い保育士さんたちとともに読んだものです。
今回、庄原の保育を考えるため読みかえして感じたことを書いてみたいと思います。
近藤先生は、
家庭での保育(愛情)と保育所での保育(愛情)は質のちがった効果がありその両方が必要であること。
保育士には、保育所での乳幼児保育(教育)の原則をふまえ、それを具体的に実践していける専門性が必要であること。乳幼児保育(教育)の原則は、1.子どものもつ本能、欲求に根ざす活動を基礎に、2.生活経験を重ね、3.言語による諸活動(思考)を育む というものであること。
1.子どものもつ本能、欲求に根ざす活動を基礎に、2.生活経験を重ねること を軽視する つめこみ型でも、3.言語による諸活動(思考)を育むことを軽視する 放任型でもいけないこと。
子どもの年齢なりに 1.子どものもつ本能、欲求に根ざす活動を基礎に、2.生活経験を重ね、3.言語による諸活動(思考)を育む 思考型であることが必要と述べておられます。
次回につづきます。
イイネ!握手 これまでに 3 回。あなたも握手で