藤木くにあきblog
日本共産党 庄原市委員会 市委員 藤木邦明
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8月22
日本郵政㈱には 社会的責任をはたす 義務がある
2021.8.22
日本郵政㈱は、2019年11月、「かんぽの郷庄原が採算に合わないので、庄原市に買い取ってもらいたい」としてきました。しかし、この施設は、もともと「営利を目的に建てられたリゾートホテル」ではありません。
当時の政府・郵政省が、簡易保険の利益を国民に還元するため「➀簡易保険に加入されている方々の健康の増進と福祉の充実、➁地元自治体と連携して健康でゆとりある地域社会づくりに貢献する ことを目的に」1992年に計画が決まり、2001年4月にオープンしたものです。
庄原市は、過疎地域にこそ、かんぽの郷庄原 のような施設は必要だと考え、建設用地の取得、温泉の掘削、道路、上水道、下水道の整備などに5億円を超える負担をしてきました。
こうした経過をふまえるなら、「採算に合わないから」と、建設からわずか 20 年で撤退するなどという無責任なことは決して許されることではありません。
政府・郵政省から事業を引き継いだ 「日本郵政㈱」は、資本金3兆5千億円を超える 超大企業(最大の株主は 日本政府自身)であり、体力は十分です。
日本郵政㈱は、体力のない庄原市に その責任を押し付けるのではなく、
自らの社会的責任 = 簡易保険の利益を国民に還元する =「簡易保険に加入されている方々の健康の増進と福祉の充実。地元自治体と連携して健康でゆとりある地域社会づくりに貢献する」を果たす義務があるのではないでしょうか。
つづく。2000年1月 かんぽの郷庄原 参考資料 2000.1 かんぽの郷庄原 参考資料
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