沖縄県知事選挙が、2010年11月28日投開票され、「普天間基地の閉鎖・撤去」を求める、前宜野湾市長で新人の伊波（いは）洋一氏（58）さん（日本共産党、社民党、沖縄社大党推薦） が大健闘しましたが、わずかに及ばず惜敗しました。

同時に行われた、宜野湾市長選では、「普天間基地の閉鎖・撤去」を求める、前副市長の安里（あさと）猛氏（58）さん（日本共産党、社民党、沖縄社大党推薦）が当選しました。

選挙戦は、「普天間基地の閉鎖・撤去」を貫く伊波氏と、選挙直前になって「県外移設」をいいだしたものの「県内移設反対」とは絶対いわない仲井真（なかいま）氏の大激戦となりました。

終盤には「伊波・共産党　経済破壊」といった謀略的なステッカーやビラが大量に配布されました。

企業・団体締め付けの強化など手段を選ばない攻撃にたいして、伊波陣営は共産、社民、社大３党の強固な共闘体制を中心に無党派の市民らが草の根の運動を展開しました。

得票　伊波　洋一　　　　　297,082票
　　　仲井真　弘多　　 　  335,708票　　　差 38,626票

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