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7月30
問われる公開・透明の原則
【北京=小寺松雄】 中国浙江省温州市で起きた高速鉄道列車追突事故について、鉄道省が2011年7月23日の事故後数時間のうちに「信号システムの欠陥」が原因と知りながら、7月28日まで公表しなかったことが明らかになりました。中国メディアによると、28日に温州で開かれた政府事故調査チームの会議で彭開宙鉄道次官は、信号の欠陥を知った鉄道省が24日未明、同種の信号設備がある全国の駅に信号システムの監視を強化するよう通達を出していたと述べました。
しかし鉄道省は28日まで「落雷による設備故障」としか発表していませんでした。今後の調査は、先行列車が停止したことが後続列車になぜ伝わらなかったのか、落雷による設備故障で「赤」となるはずの信号がどうして「青」のままだったのかが、一つの焦点になります。
また、後続列車の自動列車停止装置(ATS)の一種である自動列車防護システム(ATP)がなぜ作動しなかったのかも引き続き解明が求められます。温首相指示を機に、事故原因究明の過程で、中国政府や鉄道省が真に「公開・透明」の原則を貫けるかどうかが問われています。
中国メディアによると、23日の浙江省温州市での鉄道事故による死者が1人増えて40人になりました。重傷だった中国人男性が28日夜に死亡しました。負傷者は190人以上です。
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コメント1通 : “中国高速鉄道事故 原因隠し明らかに”
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TAMO2 11年7月31日
赤旗のサイトにようやく出たか、というのが正直な感想です。
遅い。遅すぎます。また、事実の紹介にとどまっている感じであり、残念でなりません。
日本の原発問題と同質の問題を孕んでいると、多くの人が気付いていることでしょう。中国共産党を批判できるのは、日本では、かつて「中国覇権主義」と闘った貴党くらいでしょう。期待しています。