藤木くにあきblog 日本共産党 庄原市委員会 市委員 藤木邦明
  • 11月
    1

    2011年10月31日、日本共産党の志位和夫委員長は、訪日中のグエン・タン・ズン・ベトナム首相と都内で会談しました。

    志位氏が、日本共産党とベトナム共産党との理論交流について、緒方靖夫副委員長を団長とする代表団が現在ベトナムを訪問し理論会談が行われていることに言及すると、ズン首相は、交流がひんぱんに行われていることを喜び、「新しい状況下で社会主義建設への理論の意見交換が重要です。
    今回の会談も大きな成果を上げたとの報告を受けています」と応じました。

     志位氏は、日本からベトナムへの原発輸出問題に関連して、「ベトナムのエネルギー政策はあなた方の主権に属する問題」とことわりつつ、日本の原発政策についての日本共産党の見解を率直に伝えました。

    志位氏は、いまの原発技術は、本質的に未完成で危険なものであり、膨大な「死の灰」を閉じ込める保障も、使用済み核燃料を処理する技術もないこと、いったん重大事故が起きれば制限不能な甚大な被害が生じることを、前日の福島での「原発ゼロ」をもとめる集会への自身の出席にも触れながら指摘。

     さらに日本の原発がアメリカから輸入したものをコピーしたもので、事故対処も独力ではできないこと、「安全神話」がとりわけ根強く、過酷重大事故への備えをまったく持っていないことを説明し、日本共産党が日本の原発政策や原発輸出に反対していることを伝え、次のように述べました。

     「日本では事故後、原発の新増設は事実上できなくなっています。自国では危なくて造れないものを他国に輸出することがどうして許されるでしょう。危険をお伝えするのは、同志として、共産主義者としての義務だと考えて話をさせていただきました」

    ズン首相は、「ご意見ありがとうございます。ベトナムに対する同志の気持ちはよくわかりました」と述べつつ、ベトナムとして経済発展のために原子力の平和利用を進める考えであり、日本を協力支援パートナーとして選び、「もっとも先進的な技術と、最も高いレベルでの安全対策を提供するよう要請しています」と述べました。

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  • 10月
    31

    2011年10月29日、日本共産党大阪府委員会(山口勝利委員長)は、「橋下徹府知事・『維新の会』によるファッショ的な独裁政治に『ノー』の審判を下すため、府民の広大な共同を」とのアピールを発表しました。

     アピールは、橋下氏と「維新の会」が大阪を足場に「全国進出」をもはかろうという権力的野望をむき出しにしていることを指摘し、橋下氏らによる独裁政治を許すかどうかの重大な歴史的局面を迎えているとのべています。
    政治と社会の閉塞(へいそく)感を逆手にとって、「システムを変え」「強いリーダーをつくってこそ政治を変えることができる」との幻想をあおり、「政敵」を排除して、ファッショ・独裁政治を確立しようとしていると指摘しています。

     そのファッショ性を誰の目にも明らかにしたのが「教育基本条例案」であり、「政治が教育に全面介入して、教育を首長と議会多数派の独裁下におく制度的仕組みをつくりあげる危険きわまりないもの」と告発しています。

    >>アピール全文

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  • 10月
    31

    2011年10月26日、日本共産党の笠井 亮(あきら)衆院議員が、外務委員会で、TPPが国内産業に重大な影響を及ぼすことを示し、参加をやめるべきだと提案しました。
    ぜひ、ご覧ください。

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  • 10月
    30

    2011年10月23日、日本共産党の笠井亮政策委員長代理は、NHK「日曜討論」で各党政策責任者と復興財源をめぐり議論し、“庶民には増税、大企業には減税”という政府の増税案を批判、「257兆円も内部留保があるわけですから、『ふんばろう大企業』ということぐらい言わなければダメだ」と主張しました。

     笠井氏は復興増税について、民主党案の償還期間15年なら総額11・2兆円の増税となる一方でその期間別個に行う法人税減税は12兆円にもなるもので、「差し引き1円も財源が出てこない。穴の開いたバケツだ」と指摘。

    その穴をふさいで、大企業・大金持ち減税、米軍「思いやり予算」などの米軍関連経費、政党助成金の三つをやめることなどで庶民増税なしで復興財源を確保できることを示しました。

     これに対し民主党の前原誠司政調会長は「法人税減税をするのは大企業だけではない。中小企業も同様だ。円高、法人税の高さなどで、いまどんどん海外に生産拠点が出て行っている。トータルに考えないといけない」と弁明しました。

    笠井氏は「赤字企業は法人税を払いません。ほとんど法人税といえば大企業です」と述べ、日本の法人税はさまざまな優遇措置で国際的に見ても実際に払っている額は高くないと反論。「『がんばろう日本』『みんなで(負担を)分かち合う』といいながら、なぜ大企業だけ、法人税だけ例外になるのか」と強調しました。

    前原氏は「復興増税の中には法人税増税も時限的に入っている」と述べましたが、笠井氏は「3年間だけです。その後は減税だけが続く」と、政府案のごまかしを批判しました。

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  • 10月
    30

    「交渉参加は絶対許さない。徹底的にたたかっていく」。
    写真2011年10月26日、全国農業協同組合中央会(JA全中)などの農林水産団体、消費者団体、医療団体は、「TPP交渉参加に反対し、日本の食と暮らし・いのちを守る全国決起集会」を東京・日比谷野外音楽堂で開き、北は北海道から南は九州・沖縄まで3000人以上が参加しました。

    日本共産党を代表して志位和夫委員長があいさつしました。ぜひ、ご覧ください。

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  • 10月
    22

    2011年10月21日、日本共産党の穀田恵二国対委員長の表明

    現行の衆議院選挙制度の最大の問題は、民意をゆがめている小選挙区制そのものにあります。

    小選挙区制が導入され5回の総選挙が行われましたが、議席に結びつかない大量の「死票」(09年総選挙では46・3%の3270万票)を生み出し、比較第一党が4割台の得票で7割もの議席を占有するなど、小選挙区制が大政党に有利に民意をゆがめる最悪の制度であることがはっきりしました。

    選挙制度の根幹は、民意を正確に議席に反映することです。

    この立場から、わが党は、「小選挙区制を廃止し、民意を正確に反映できる全国11ブロックの比例代表制に改める」ことを提案してきました。

    各党からも現行制度を見直す提案がでていますが、多様な民意を正確に議席に反映できる比例代表制を中心とした制度に抜本的に改めることが必要です。

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  • 10月
    21

    2011年10月20日、日本共産党の国会議員団総会で、志位和夫委員長があいさつし、国政上の重要な問題点とその打開策を報告しました。
    ぜひ、ご覧ください。

    大震災・原発災害からの復興  政府の「復興増税」
    財源問題での二つの提案  アメリカ・財界「使い走り」内閣
    TPPへの暴走ストップ  普天間基地問題
    財界の「使い走り」  選挙制度の各党協議
    「貧困と格差なくせ」

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  • 10月
    20

    2011年10月18日、日本共産党の穀田恵二国対委員長は、インターネットの動画サイト「ニコニコ動画(原宿)」の生放送番組「ニュースバックヤード」に出演し、ジャーナリストの角谷浩一氏と語りました。

    穀田氏は「1%の富裕層ではなく、99%の国民への民主主義をと、いま世界で起きている運動の中心は格差への抗議。日本でもふつふつと怒りがわき起こっている」と述べ、法人税減税と証券優遇税制の延長をやめれば、10年間で17兆円の財源が生まれることを示しました。

     穀田氏が視聴者へのアンケートで、「富裕層に応分の負担をしてもらう」という提起への賛否を問うと、「はい」(賛成)が75・7%と圧倒的多数を占めました。

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  • 10月
    16

    2011年10月14日、日本共産党の志位和夫委員長は、民主党から参加を呼びかけられた「衆院選挙制度に関する各党協議会(仮称)」について、
    「現行の小選挙区比例代表並立制の枠内で『1票の格差』是正をやるというのでなく、選挙制度そのものを民意を一番正確に反映する比例代表制を中心とした制度に抜本的に改革し、その中で『1票の格差』是正をきちんとやるべきだ」と強調しました。

    その理由として
    ▽小選挙区制が民意を正確に反映せず、大政党有利に民意をゆがめている
    ▽政治にさまざまな劣化現象を引き起こしている
    ▽人口移動により「1票の格差」がたえず生まれる をあげました。

    テレビ討論会でも民主党、自民党以外の政党代表から「比例代表中心の方向に選挙制度を変えるべきだ」との主張が相次いだことを指摘し、「小選挙区制の部分だけでつじつまを合わせるのでなく、選挙制度そのものを大本から見直し、国民的な議論のそじょうにのせて行うべきだ」と述べました。

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  • 10月
    15

    志位委員長 アピール発表

    写真2011年10月14日、日本共産党の志位和夫委員長は、国会内で記者会見し、野田佳彦首相が11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で環太平洋連携協定(TPP)への参加決定を表明しようとしていることから、「TPPへの暴走を許さない国民的な共同をよびかけます」と題するアピールを発表しました。
    会見には小池晃政策委員長、紙智子参院議員・農林・漁民局長が同席しました。

    志位委員長は「TPPは、日本の国のあり方を根底から変える極めて重大な問題なのに、国民的な議論も交渉内容など情報内容も開示せずに強引に進めている。
    こういう暴走には断固反対だ」と批判。
    そのうえで、▽「食と農」に壊滅的打撃を与え、国民が生きていく土台を崩す
    ▽暮らしと経済のあらゆる分野に、破たんした「アメリカ型ルール」を押し付ける
    ▽「成長戦略」どころか、地域経済と雇用、内需に大打撃となる―との問題点を指摘しました。

    TPP参加で恩恵を受けるのは一部の輸出大企業だけで内需を冷え込ませ、外需頼みという円高体質の悪循環をひどくするとのべ、「あらゆる意味で、日本経済を成長させるどころか経済を破たんさせる道だ」と強調しました。

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2010年12月7日から始まった講義の録画と要綱、資料です。要綱と資料はPDF形式のファイルになっています。●古典教室=講師:不破哲三社会科学研究所所長●綱領教室=講師:志位和夫委員長
>> 日本共産党 綱領・古典の連続教室